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2009年1月19日 (月)

生息域外保全!??

2009年1月16日,環境省が「絶滅のおそれのある野生動植物種の生息域外保全に関する基本方針」を示した.
生息域“外”の保全って?と耳慣れない言葉が目に留まったので調べてみた.

生息域外保全とは,野外における本来の生息地で保全するのではく,博物館・水族館・植物園などの人間の管理下で種を絶やさないように保全することである.
そのための基本を方針を国が示したとのこと,なるほど.

生息域外保全の目的としては「種の絶滅を回避し,種内の遺伝的多様性を維持することを最終的な目標として取り組むことと」としており,
基本的事項として「生息域域外は生息域内保全の補完として実施するものである」と書かれている.
具体的に実施目的としては
1.緊急避難
2.保険としての種の保存
3.科学的知見の集積
と明確化された.

国がイニシアチブをとって,絶滅危惧種の保全をやることはいいことだと思う.
さて,では国内で絶滅危惧種が3000種以上いる中で何を選ぶのか?
誰が選ぶのか?
誰が長期間,安定的に,安全に実施するのか?
これらを誰が誰にやれというのか?
そして,そんな長期的な予算はどこから?
方針なのでここまで細かいことは書かれていない.
今後,方針に沿って事業化されていくと思われる.
徳島県の魚の場合,日本全国的に絶滅が危惧されている対象となるような種は・・・ないなぁ~
植物だったらジンリョウユリとかかな.

あと,ちらっと書かれていたのが,
野生復帰には,IUCNの「再導入ガイドライン」に準拠して実施することが適切であると.
う~ん,これも知らないな.後々カワバタモロコに関係してきそう,オヤニラミもかな.

見たい人は参考に.
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10655

Y.T

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