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2009年1月 6日 (火)

環境から地域再生

この日は埼玉県大宮へ,翌日には横浜への出張.移動時間が多い.

その道中で本を読んだので,紹介します.

今回は,↓の本.

大江正章(2008)地域の力―食・農・まちづくり―,岩波書店,新書.

この本の著者が,日本全国の元気溢れる小さな田舎町を歩いて,地域住民に話を聞いてその原動力は何か,どのように地域再生・まちづくりを行っているのかを調べたというもの.

島根県南雲市,兵庫県相生市などなど,徳島県上勝町の事例も.

地域経済をうまく利用し,採算ベース見極めて事業として成功している事例や,地域おこしに成功した事例など,関心する事例ばかりであった.

その中で,各地の取り組みが成功している(ように見える)のはなぜだろうか,と思った.

この本で紹介されていた事例で共通し,地域の力だなと思ったのは,やはり「人」である.

強力なリーダーシップであったり,それをサポートする人,一緒になって活動する人・・・・

絶妙のタイミングで絶妙な人が現れている.

けれども,地方の小さな町は,結局のところ人的資源に依存し,それがないところは消滅してしまうのか?それが唯一の答えだとは思いたくないな~と思ってしまった.

これからの時代,守りたいと思う人,地域再生したいと思う人がいないとどうにもならないのだろうか?

地域住民が願い,自らの町の価値に気づき,志を持たないと地域環境は再生できないのだろうか?

地域は何を望み,欲しているのだろうか?

自分の研究にも通じるところがって,なかなか見えてこない,もどかしいところである.

もう少し勉強しなければ!

Y.T

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