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2009年3月23日 (月)

農業水路の泥上げによる環境再生現地実験

鳴門での研究の話.

伝統的な農作業,「泥上げ」
これは,
→田んぼから泥が少しずつ流れ出る
→水路に溜まる
→これを数年に1回,畦や水路の肩にあげる.
→その泥をまた田んぼに返す
農家さんにとっては大事な農作業のひとつ.

これを生き物の目からみるとどうだろうか?
定期的な浚渫によって,
・繁茂しすぎた水草や抽水植物を適度に間引く効果
・ヘドロ化した泥を改善する効果
など.

その中で注目しているのが「水循環機能」
なんてことはない,ただの「水が流れること」
でも,これがとても大事なのが最近わかってきた.

そこで,泥上げをしなくなった(できなくなった?)水路を泥上げすると,
流量や流向がどんなふうに変化し,
水質や底質が改善するか,
生き物への影響はあるか,
こんな現地実験を農家さんと進めています.

その泥上げの日が今日.
朝の8時から夕方17時までずっと泥上げ.
さすがにもうドロドロで,ヘトヘト・・・
でも,20~30年ぶりに泥上げした水路もあり,
周りの田んぼの持ち主には「泥上げしてくれて,ありがとう」とも感謝された.
ホントは実験とかじゃなくて,やってもらえたらなぁ~とは思いつつも(笑
まぁ,なんとか終了.
効果は流速の連続観測計を設置しているので,後日それを回収するのが楽しみです.

Imgp1705

Imgp1721 

この現地実験を企画して,実施するまでには地域の農家さんの協力なくしてできませんでした.
レンコンの植付けの忙しい時期にもかかわらず,何人もの農家さんにお手伝いしてもらいました.
ホントにありがとうございます.

結果は必ず地域に還元します!

Y.T

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