船窪のオンツツジ群落 フロラ調査
M1 源です
8月20日に山川町の船窪のオンツツジ群落内でフロラ(植生相)調査をしました
私の修論では、船窪のオンツツジ群落の保全管理計画をつくるために、
①オンツツジ群落がどのようにして成り立ったのか?
②オンツツジの天然更新はおこなわれているのか?
③群落内の林床の希少種の分布やその生活史は?
以上の項目について明らかにします
今回の調査は②オンツツジの天然更新に関連した調査で、
実際に群落のどこを調査対象区とするか決めるための基礎調査として、
群落内すべてを歩き回ってどこにどんな植物があるかをすべて記録しました
↑オンツツジ群落は全部で3.5haぐらいあります
↑群落の東側の林内は薄暗く、林床の植生高は低めです
↑クロフネサイシンの群生も発見
↑林内の明るくひらけた場所には、草本の植物の繁茂が見られます
これだけの大群落を歩きまわるのは、体力的に大変でした
でも、見たことのない植物がいっぱいでとても勉強になりました
実際に歩いて見ると、どのあたりから地質がかわるかなどを自分の目で確認することができました。
これから今回の調査データを基に、フロラリスト等を作成して、オンツツジの
毎木調査に向けて動きだしていく予定です
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